TLCカタログ
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物理的耐性化学的耐性プラスチック厚さねじり強度温度の安定性割れやすさハサミでの切断溶媒耐性無機酸、濃アンモニアへの耐性水中におけるバインダーの安定性60Å8〜10µm (平均)有機性ポリマー(特許)200〜400(鉛筆での筆記が容易な程度)60Å8〜10µm (平均)硫酸カルシウム(Gypsum 石膏、無機性)と無機性硬化剤(特許)80〜160(鉛筆で優しくなら筆記が可能な程度)も可能。特定の酸性試薬は使用不可。漬)も可能。バインダーに依存ガラス1.6mm最適高い高い不可高い高い0.2mm低い耐熱 185℃なし可能高い高いとても良いアルミニウム0.15mm比較的高い高いなし可能高い低い限定的8シリカゲルHL/HLF TLCプレート 250µm20×20cmの場合、型番:P46011(HL)、P47011(HLF-蛍光指示薬付)シリカ孔径:シリカ粒子径:バインダー:硬さ:溶媒耐性:一般的なクロマトグラフィー溶媒は全て使用可能。水80%まで使用可能。検出法 :ほとんどの呈色試薬の使用が可能だが、硫酸の使用及び加熱は不可。試薬はスプレー噴霧もディッピング(浸漬)特徴  :移動相(展開溶媒)や呈色試薬の組成との耐性に問題がない限り、最良の選択。有機バインダーを使用したハード層は最も頑丈なプレートで、サンプル添加、展開、検出、データの評価といった工程において取扱いが簡単。表面が頑丈なので、実験者の技術の差に関係なく一貫した結果を提供。展開時間も早く、可視特性が均一のため、ロット間のバラつきがなく、クロマトグラフィーの季節変動も少ない。シリカゲルGHL/GHLF TLCプレート 250µm20×20cmの場合、型番:P11011(GHL)、P21011(GHLF-蛍光指示薬付)シリカ孔径:シリカ粒子径:バインダー:硬さ:溶媒耐性:一般的なクロマトグラフィー溶媒は全て使用可能。水100%まで使用可能。検出法 :本質的に全ての呈色試薬の使用が可能。硫酸の使用及び加熱も可。試薬はスプレー噴霧もディッピング(浸特徴  :適度な硬さと頑丈な表面の組み合わせで、移動相(展開溶媒)や呈色試薬の使用に対して本質的に全く制約のないプレート。バインダーは無極性のヘキサンから水100%までの溶出力系列全てに対して耐性を持つ。無機性バインダーのため、硫酸及び加熱による可視化や、ディッピング(浸漬)などの破壊的検出法も可能。TLCシート(プラスチック、アルミニウム支持体)UNIPLATES™(ガラスプレート)以外に、軽量で壊れにくいプラスチックやアルミニウムを支持体としたTLCシートもあります。未修飾シリカゲルプレート(ガラス支持体)4タイプの特徴Miles Scientific社では、シリカゲルH、シリカゲルG、シリカゲルHL、シリカゲルGHLといった4種類の未修飾シリカゲルプレートを製造しています。(蛍光指示薬付きはHF、GF、HLF、GHLF)それぞれのプレートは、硬さやバインダーの材質が違うので使用できる移動相(展開溶媒)や検出(可視化)方法も異なります。4つのタイプのプレートの特徴を理解した上で、アプリケーションに最も適したプレートを選択してください。

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