SPEカタログ
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活性化させる。②充てん剤を平衡化させる。IPA、続いてヘキサン。メタノール:水(50:50)、続いてイオン強度の低い(0.001M〜0.01M)バッファー液。50mg2.5mg0.30mL0.45mL0.23mL100mg5mg0.60mL0.90mL0.45mL200mg10mg1.20mL1.80mL0.90mL流量1〜5mL/分でサンプルを添加。流量1〜5mL/分でサンプルを添加。ゆっくり添加する:流量1mL/分以下。イオン交換の反応速度は逆相や順相よりも遅い。Step3-洗浄水、もしくは水:メタノール(95:5)。500mg25mg3.00mL4.50mL2.25mL1000mg50mg6.00mL9.00mL4.50mL2000mg100mg12.00mL18.00mL9.00mLヘキサン、もしくはヘキサン:IPA(98:2)メタノール:イオン強度の低い(0.001M〜0.01M)バッファー液(10:90)Step4-溶出メタノールもしくはアセトニトリル。二次相互作用を防ぐ為に、強酸、もしくは塩基を有機溶媒に加えることが必要な場合もある。IPA、酢酸エチル、アセトン、もしくはヘキサン:IPA(50:50)5000mg250mg30.00mL45.00mL22.50mL10,000mg500mg60.00mL90.00mL45.00mLイオン強度の高い(0.5M〜1.0M)バッファー液、もしくは、目的物質が荷電しないようにpHを調整。疎水性相互作用を防ぐ為に、有機物を加えることが必要な場合もある。3Step1:コンディショニングコンディショニングステップには2つのステップがあります。①充てん剤のリガンドを逆相SPEの抽出手順:極性のサンプルマトリックス中のやや極性〜無極性化合物を結合する。順相SPEの抽出手順:無極性のサンプルマトリックス中の極性化合物を結合する。イオン交換SPEの抽出手順:荷電化合物(負:アニオン/正:カチオン)を結合する。推奨される使用のガイドライン*充てん量:吸着剤の保持容量:コンディショニング溶媒量(ベッドボリューム x 4)洗浄溶媒量(ベッドボリューム x 6)最少溶出溶媒量(ベッドボリューム x 3)*いずれも推定値で、アプリケーションごとに最適化が必要です。Step2:サンプルロードサンプルをSPEデバイスに添加します。目的物質を定量的に保持できるように、マトリックスや流量を最適化します。一般的なメソッド開発手順Step1-コンディショニングStep2-サンプルロードメタノール、続いて水。Step3:洗浄洗浄ステップでは、夾雑物のみを溶出し、目的物質は保持させた状態に保つ溶媒を選択します。多くの場合、最終コンディショニングに使用される溶媒が洗浄溶媒として最適です。Step4:溶出溶出ステップで理想的なのは、最少量の溶媒で目的物質を全て溶出させて感度を最高にすることです。また、一次相互作用と二次相互作用のどちらも壊すような溶媒を混ぜ合わせなければならない場合もあります。SPEのメソッド開発SPEメソッド開発の基本の4ステップ:

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